膀胱結石の症例報告【泌尿器科】

5歳 ポメラニアンの女の子です。

 

この子は以前より血尿が出るということで、慢性膀胱炎になっていました。

画像検査を行うと

 

レントゲン検査・超音波検査で多数の膀胱結石が見られます。

 

他の病院では手術が難しいとのことだったので、当院にて手術を行いました。

 

画像からもわかる様に大きな石と小さな石が混在しているため、大きな石を摘出した後に、小さな砂状の石を取り逃がさない様に膀胱を丁寧に洗浄して、小さな石をかき集めます。

結果的には

20個以上の結石を摘出しました。

 

結石分析の結果では「リン酸カルシウム」で、食事療法では溶けない結石でしたので、手術をして正解でした。

また、術後の経過も良く、元々は尿検査で耐性菌(抗生剤が効かない様な菌)が出ていたのですが、術後はすっかりと落ち着いています。

 

膀胱結石には

  • ストラバイトなど食事で溶ける石
  • シュウ酸カルシウム、リン酸カルシウムなど食事で解けない石

があり、後者には手術が必要になります。

また長年、結石を放置しておくと膀胱壁を傷つけてしまい感染しやすくなったり、尿道に詰まったりすることがあります。

 

当院ではロイヤルカナン・ヒルズのフードマイスターの資格を持ち、適切な食事療法・場合によっては結石摘出することが可能ですので、是非ご相談下さい。

 

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