院長上野雅祐
動物たちとご家族様はじめ、この病院に関わる人たち全員がずっと笑顔でいられることを願っています。
皆様へ優しい治療を心がけたいと思っておりますので、些細なことでもお気軽にご相談下さい。
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経歴
麻布大学 獣医学科卒業(学業成績優秀者)
千葉県 中核の動物病院にて勤務医
神奈川県 外科認定医・整形専門病院にて勤務医
専門病院にて一般外科・整形外科に従事
日本小動物がんセンター 研修医
皮膚が赤い・黒い
痒がる。
毛が抜ける・脱毛している。
皮膚がベトベトする。
アトピー性皮膚炎や食物アレルギーがあり治療に困っている。
耳が赤い、痒がる耳をこすりつける。
皮膚の治療をしているが良くならない。
繰り返してしまう皮膚の病気。
動物の負担を最小限にするために早期に適切な対処を行うことが重要です。
当院では、皮膚科認定医を招聘し、指導のもと
犬猫の負担に配慮した皮膚治療を行っております。
動物たちとご家族様はじめ、この病院に関わる人たち全員がずっと笑顔でいられることを願っています。
皆様へ優しい治療を心がけたいと思っておりますので、些細なことでもお気軽にご相談下さい。
経歴
麻布大学 獣医学科卒業(学業成績優秀者)皮膚科認定医
皮膚病は長期間の治療が必要になる事も多いので、出来る限り動物にも飼い主さんにも負担が少なくなるような治療を心掛けて診察をさせて頂きます。
経歴
東京農工大学獣医学科 卒業。犬アトピー性皮膚炎
診療で多く認められる皮膚疾患です。生後6ヶ月から3歳齢で発症することが多く、さまざまな原因がからんでいるとされています。アトピー性皮膚炎になりやすい犬種として、日本では柴犬、ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア、シーズー、フレンチ・ブルドッグ、レトリバー種などが知られています。皮膚のかゆみを特徴とし、顔面、耳、脇、肢先、腹部を中心に皮膚病変が出やすいです。皮膚は赤みを帯び、脱毛、フケ、色素沈着などが認められます。本疾患は完全に治癒されることはないため、日常生活に支障がないレベルにかゆみなどの不快感を緩和させる治療が中心となります。アレルゲンの回避、炎症を抑えるための内科治療、スキンケアが大切となります。
こんな症状がある愛犬は、
犬アトピー性皮膚炎の可能性があります。
犬アトピー性皮膚炎で多い犬種
●柴犬
●ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア
●シーズー
●フレンチ・ブルドッグ
●レトリバー種
膿皮症
犬によく見られる皮膚疾患であり、さまざまな原因で皮膚バリアが低下し、細菌感染が起こって発症します。膿皮症はかゆみを伴います。皮膚は赤みを帯び、湿疹が認められ、経過が長いと皮膚が黒ずんできます。すべての犬種で起こりますがアレルギー性皮膚炎、甲状腺機能低下症、クッシング症候群などの基礎疾患をもつ犬は発症しやすいです。薬用シャンプーや抗生剤の服用で治療しますが、日頃のスキンケアも大切であり、ジメジメした環境を避けて皮膚を清潔に保つことが必要です。
こんな症状がある愛犬は、
膿皮症の可能性があります。
こんな症状がある愛犬は、
膿皮症の可能性があります。
外耳炎
外耳炎とは、外耳(耳の入り口から鼓膜まで)に起こる炎症で、日常的にみられる病気のひとつです。犬の外耳道は垂直部と水平部からなる“L 字型”をしており、通気しにくい構造をしています。外耳炎を起こしやすい素因とし ては、垂れ耳であること、耳道が狭いこと、耳毛が多いことなどが挙げられます。これらは、耳道内の通気性をさらに悪くする原因となり、外耳炎の悪化させる要因である細菌や真菌を増殖しやすい環境を作りだします。耳の不快 感があるため、外耳炎にかかると犬は耳をかゆがり、頭を振ったり耳を床にこすりつけたりします。また、耳の中をのぞくと赤く腫れ、耳垢がみられることもあります。誤った耳掃除をしてしまうとかえって悪化させてしまうことがあるため、動物病院にて定期的に耳のチェックを行うことが推奨されます。
こんな症状がある愛犬は、
外耳炎の可能性があります。
マラセチア皮膚炎
マラセチアとは常在菌であり、犬の皮膚にもともと存在している真菌(カビ)です。通常は 悪さをしない常在菌ですが過剰繁殖するとマラセチア皮膚炎をおこします。マラセチアは 皮脂を好むため、皮膚がベタついている脂漏症の犬では増殖が起こりやすく、また、アレル ギー性皮膚炎などにより皮膚のバリア機能が低下しているような場合にも増殖が起こりや すいです。全ての犬種で発症しますが、特にシーズー、パグ、ウェスティーなどにおいて多 くみられます。症状としては、特有の臭いを伴いながら皮膚が赤くなったり毛が抜けたりし ます。強い痒みがある場合が多いです。シャンプー療法、内科治療などを行い、アレルギー 性皮膚炎などの基礎疾患がある場合はその治療も併用します。
こんな症状がある愛犬は、
マラセチア皮膚炎の可能性があります。
マラセチア皮膚炎で多い犬種
シーズー、パグ、ウェスティー
ノミアレルギー性皮膚炎
猫に多く認められる皮膚疾患です。アレルギーをもつ猫はグルーミングによって被毛からノミを取り除いてしまうため、ノミを発見できないことが多いですが、認められないからといって本疾患を除外することはできません。脱毛、かさぶた状、ブツブツした皮膚病変が全身のどの部位にも発生します。かゆみを伴うため、猫は過度に引っ搔いたり、グルーミングを繰り返します。治療はノミ取り剤を用いて予防するとともに、環境中のノミのコントロールも大切になります。また、かゆみが強い場合はかゆみを抑えるためにステロイド治療を行うこともあります。
こんな症状がある愛猫は、
ノミアレルギー性皮膚炎の可能性があります。
疥癬症
ショウセンコウヒゼンダニが皮膚にトンネル状に穴を掘って寄生することによって生じる皮膚疾患です。臨床症状として激しいかゆみを特徴とし、皮膚は赤みを帯びてかさぶた状に分厚くなり、病変は耳、顔面、首、前肢と全身に拡がります。伝染性が強いため罹患した場合は他の猫ちゃんと隔離する必要があります。本疾患は疥癬に有効な成分の入った皮膚に滴下するタイプの薬剤を使用して治療します。
こんな症状がある愛猫は、
疥癬症の可能性があります。
皮膚糸状菌症
皮膚糸状菌とよばれる真菌(カビ)が原因で発症する伝染性の感染症です。全身に起こりうる皮膚疾患ですが顔、四肢に多く認められます。皮膚症状として脱毛やフケが認められ、かゆみは多くの場合は顕著ではありません。
診断は被毛検査やウッド灯とよばれる特殊なライトを当てて行います。また、真菌培養検査が必要になることもあります。抗真菌薬の内服、薬用シャンプー、軟膏などの外用薬を使用して治療しますが人やほかの猫にうつるため環境の皮膚糸状菌を除去することが重要となります。
こんな症状がある愛猫は、
皮膚糸状菌症の可能性があります。
~当院では幅広い皮膚疾患の治療実績があります~
症状
パピーの男の子で腹部の赤い湿疹と痒みを主訴に来院されました。
診断・治療
皮膚検査で大きな以上は認められず、症状の分布と痒みの強さ・発症年齢から食物アレルギーと診断し治療を行いました。
解説
食物アレルギーは1歳以下、5歳以上で発症することが多く、特徴的な症状として強い痒みと両側の対称性の皮疹を認めます。
治療としては食事療法が中心になりますが、症状の改善に4~5週程度かかり長期的な治療が必要になります。
本症例でも痒みが強かったため単一の療法食に食事を変更するとともに、
アレルギーを抑える内服薬を併用することで痒みと赤い湿疹を抑えることにしました。
治療開始から2ヶ月で皮疹は落ち着き、内服薬を使用しないでも
食事のみで皮膚のコントロールが可能になりました。
症状
目の下の皮膚に脱毛が認められる、という主訴で来院しました。
診断・治療
感染症を疑い、抜毛検査を行ったところニキビダニを顕微鏡で確認しました。駆虫薬を投与し、二次感染予防として消毒薬も使っていただきました
解説
ニキビダニ症とは毛包内にニキビダニが寄生する感染症です。ニキビダニは常在菌ですが、皮膚の免疫力が弱っている場合に発症することがあります。抜毛検査、皮膚搔爬検査を行い、顕微鏡でニキビダニを確認することで診断します。治療は駆虫薬を使用しますが、完治するのに時間がかかる場合があります。
症状
唇の周りが赤くただれているという主訴で来院しました。
診断・治療
皮膚スタンプ検査により好酸球を認め、好酸球肉芽腫と診断・治療を行いました。
解説
猫の無痛性潰瘍は口唇の周りがただれてしまう疾患です。好酸球性肉芽腫群の中の一つでアレルギーなどの免疫反応が関与していると言われています。ノミダニアレルギー、食物アレルギーなど、原因の精査が重要と言われています。
治療にはステロイドや免疫抑制剤などその子に合わせた治療が必要になります。本症例でも食事の変更とステロイド薬をうまく組み合わせる事で皮膚症状の改善を認めました。
どのような症状か?いつから起こったか?などを詳しくお聞きします。皮膚科では特に皮膚の症状がいつからか、どのくらい痒いか、食事は何を食べているかなどが重要です。過 去の検査データをお持ちの場合にはよりわかりやすいです。また当院は予約制で、皮膚認定医による診療では十分な時間を取って診療します。
丁寧に身体検査を行う事で身体の異常を検出します。皮膚科では皮膚の炎症の程度、皮膚病変の分布、脱毛の程度などを評価をし、詳しい検査をする必要があるかの判断をします。
適切な診断のために検査をします。
皮膚科では皮膚スタンプ・抜毛・スクレーピングといった皮膚検査により菌や寄生虫の感染の有無を判断します。
また、より詳しい検査が必要な場合にはアレルギー検査や培養検査、皮膚病理検査などの精査を実施します。
➂の検査により治療プランを決めます。
皮膚診療では、薬による内服治療、外用薬やシャンプーによる治療、食事療法など複数の治療を組み合わせて行います。原因疾患や症状の程度によりその子に最も適した治療方法を提案します。
料金案内
検査費用 | 治療費用 | ||
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皮膚基本検査 | 3,000円~ | 軽度 | 3,000円~ |
重度 | 6,000円~ |
検査費用 | |
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皮膚基本検査 | 3,000円~ |
治療費用 | |
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軽度 | 3,000円~ |
重度 | 6,000円~ |
※皮膚専門診療では初診料として5000円、再診料として3000円かかります。
お車でお越しの方 本町3丁目の信号を曲がっていただき2つ目の角を左折してください。当院周辺道路は一方通行になっておりますのでお気をつけ下さい。
バスでお越しの方 『上池上』下車徒歩1分
電車でお越しの方 東急池上線『西馬込駅』より徒歩15分
駐車場は3台(5~7番)ご準備しております。
道路側3台となり、7番は狭くなっておりますのでご注意ください。別途、満車の場合がありますのでお時間に余裕を持ってご来院ください。また、事故・盗難などの駐車場でのトラブルは当院で一切の責任を負いかねますので十分にご留意いただけますようお願いします。
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