ノミ・マダニについて

ノミ・マダニは、人間や動物の体表面に寄生し吸血する節足動物です

ノミ・マダニは草むらや森林等に生息し、お散歩中のわんちゃんに飛びついて寄生したり、人間の靴や衣類に付着して室内外の動物にも感染することがあります。ペットに寄生する成虫はわずか5%で、残り95%は環境中に潜んでいるとも言われています。

ノミ・マダニが引き起こす病気

ノミに感染すると、強いかゆみやアレルギー症状、吸血による貧血、瓜実条虫症等といった病害を引き起こすことがあります。また、共に暮らす人間にも被害が及ぶ可能性があります。

マダニに感染すると、ノミと同様アレルギー症状や貧血のほか、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、バベシア症、ライム病といったマダニが媒介する感染症に罹患することがあります。中には人に移るものもあり、特に重症熱性血小板減少症候群は近年も人での発症例が報告されています。致死率6.3%〜30%と言われる恐ろしい疾患です。

ノミによる健康被害

  • ノミアレルギー性皮膚炎
  • 瓜実条虫の寄生
  • ノミ刺咬症
  • 貧血

マダニによる健康被害

  • SFTS/重症熱性血小板減少症候群(犬・猫・人)
  • 犬バベシア感染症
  • 猫ヘモバルトネラ症

※SFTS(重症熱性血小板減少症候群)とは
SFTSウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染します。
感染した犬や猫のよだれ・鼻水・血液が粘膜に触れたり傷口に入ってしまうことでも感染します。

ノミ・マダニの予防について

ノミ・マダニの感染は、定期的な予防薬の投与で防ぐことができます。
予防薬は、おやつのような「チュアブルタイプ」と皮膚に滴下する「スポットタイプ」等の種類があり、効果は約1〜3ヶ月続きます。

ノミ・マダニの予防期間について

ノミ ノミは高い温度と湿度を好みます。日本では梅雨前後から活動が活発的になるため、5月から12月は予防を必ず行いましょう。マダニの事も考え、1年を通しての予防をお勧めしています。
マダニ ノミと異なり、1年中感染するリスクがあります。 外や草むらのお散歩に行っている場合には1年を通して予防しましょう。