当院の治療例

軟部外科の治療例

胆嚢粘液嚢腫とは胆嚢に分泌される粘液が胆嚢内にたまってしまう疾患です。粘液が胆汁の出口胆管を塞ぐことにより黄疸などの症状が出ます。胆汁の排出を促す薬や点滴により改善することもありますが、内科治療に反応しない場合には胆嚢が破裂(胆嚢破裂)してしまうこともあります。疾患の重症度により内科治療か外科治療かの見極めが重要になってきます。また、内分泌機能の異常と関連することが多いため基礎疾患(甲状腺機能低下症やクッシング症候群)の精査が重要になります。

整形外科の治療例

骨折はその部位に骨折により大きく治療が異なります。例えば指骨の骨折であれば髄内ピンによる固定、開放性の骨折であれば創外固定などが選択されます。橈骨などの長骨骨折に対しては一般的にプレート固定による治療を行います。プレートを固定するためにはスクリューが必要になります。小型犬では長骨の断端での骨折が多いため、スクリューを打ち込む場所を確保することが難しいです。(骨が細く、断端で骨折しているため、スクリューが骨の折れた部位と重なってしまう)そのため本症例ではプレートを2枚用いる事で(ダブルプレート法、スクリューの位置をずらして、プレートを固定しています。