診療の流れ

01

ご来院・問診・診断

●問診
動物の状態を詳しくお聞きします。
●診察
丁寧に全身状態を診る事で見落としがないようにします。手術が必要かの判断をし、適切な検査をご案内します。動物の状態、飼い主様のお気持ちを配慮した上で、その動物にあった治療・手術の相談をします。

02

検査

手術前の検査では主に血液検査とレントゲン検査を行います。 動物の年齢、健康状態に合わせて追加で腹部・心臓超音波検査、細胞診検査などを追加します。精密な検査が必要な場合にはCTなどを勧めることもあります。
動物の状態に合わせた適切な検査を行う事で、麻酔・手術の際のリスクを正確に評価します。リスクが高い場合には改めて手術を行うかの相談をします。

03

手術プランの説明

①診察、②検査の結果を基に手術のプランニングをご説明します。
手術前の治療の必要性、手術方法が複数ある場合にはそれぞれのメリット、デメリットを伝えた上で、その動物に最適な治療を提案します。また、手術中や術後の合併症なども伝え、数少ないリスクに対し備えます。

04

手術前日

手術前日の夜9時以降は食事を与えないようにして下さい。お水は飲んでも大丈夫です。
手術の2〜3日前は出来る限りストレスをかけないようにシャンプー等はひかえ、普段通りの生活を心がけて下さい。手術日までに、体調の変化が認められた場合には病院へご連絡下さい。体調によっては手術を延期します。

05

手術当日

当日は朝の9時以降はお水を飲ませないようにして下さい。手術当日の午前中にお預かりします。ご予約したお時間にご来院ください。手術は原則、お昼に行います。その日の診療状況より前後する場合がありますがご了承下さい。当日に退院する場合、手術終了後、麻酔から覚醒した頃(17時など)にご家族の方からお電話で様子の確認のご連絡を下さい。お問い合わせ時の状況によりお迎え時間を決めております。

06

麻酔・手術

●手術の方法(導入)
最初に鎮静剤を使用して眠くしてから気管挿管しガス麻酔(イソフルラン)で維持します。術部の毛刈りと消毒を丁寧に行い、執刀までの準備をします。
●麻酔に関して
ガス麻酔で維持している間は麻酔の管理者が各種モニタリングをします。心電図・血圧・SpO2(酸素化)・二酸化炭素を細かくチェックして変化が起こった場合には麻酔を調節することで対応します。高齢や基礎疾患があるなど麻酔リスクが高い動物に対しては、一般的な手術の時とは異なる麻酔薬や、鎮痛薬、血管収縮薬などを使用することで麻酔リスクを下げるようにしています。
●鎮痛に関して
全ての手術で術後の鎮痛剤を使用します。

07

術後ケア

●麻酔後の覚醒に関して
麻酔から覚めた後でも動物の状態に変化がないかを注意深く見守ります。動物の状態に合わせ必要な薬の投与を行い、入院治療へと継続します。
入院に関しては動物の状態や手術の内容によって入院期間が変わります。入院中には体温・心拍・呼吸数のチェック、必要な場合には血液検査や画像検査を行い、動物の状態を把握した上で注射や薬の投与、点滴を行います。入院中、フードを食べない動物に対しては補助して栄養給餌を行います。入院治療を無事終えたら退院になります。
退院時には、動物の状態と検査経過をお伝えし、帰宅後のフードやケアの方法、生活で注意してもらうことなどをお伝えします。術後2〜3日で手術部位のチェック、7〜10日後に抜糸となります。また、抜糸後も定期的な検査により術後の定期検診を行います