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コラム COLUMN

犬は骨折で死ぬことがある?実際に命に関わる可能性のあるケースを紹介

更新日:2026年3月31日  公開日:2026年3月31日

犬は骨折で死ぬことがある?実際に命に関わる可能性のあるケースを紹介

犬が骨折すると、「命に関わることはあるのか」と不安になる飼い主の方も多いでしょう。実際には、骨折そのものだけで亡くなるケースは多くありませんが、ケガの程度や起こった状況によっては注意が必要です。

この記事では、犬が骨折で命に関わる可能性があるケースを解説します。

犬の骨折は命に関わるほどでなくても、早期に適切な措置を施さなかった結果、後遺症として今後の生活に影響を残す可能性があります。不安に思うことがあれば、整形専門医が在籍し、犬の骨折治療の実績も豊富な当院にご相談ください。

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この記事の監修者

上野雅祐

上池台動物病院の院長を務める。海外でのセミナーや国際学会、海外大学への短期留学などでジャンルに囚われない幅広いスキルを磨き、外科・腫瘍・皮膚等の専門的で総合的な治療を提供する。

監修者情報

▼略歴

  • 麻布大学 獣医学科卒業(学業成績優秀者)
  • 千葉県 中核の動物病院にて勤務医
  • 神奈川県 外科認定医・整形専門病院にて勤務医
  • 専門病院にて一般外科・整形外科に従事
  • 日本小動物がんセンター 研修医


▼所属学会・資格

犬が骨折で死ぬ可能性があるケース

結論から言えば、犬が骨折で死んでしまうケースは稀です。ただし、骨折に伴い以下のような状況に陥ったとき、早期に治療せず放置すると、最悪は死につながる可能性はあります。

  • 痛みで食べられない・動けないが続く
  • 開放骨折で重い感染が起きる
  • 骨折部の出血が激しい(大量出血・ショック)
  • 背骨(脊椎)の骨折で呼吸や神経に影響が出る

それぞれ詳しく解説していきます。

犬の骨折の原因・症状・治療まとめ

痛みで食べられない・動けないが続く

犬が骨折をしたときには、骨の不安定性や軟部組織の損傷から強い痛みが生じるため、活動性の低下や食欲不振が起きることがあります。重篤な症状に至れば、死に至るケースは否定できません。

とはいえ実際には、亡くなってしまうほどの重篤な症状が起きることは稀です。骨折が生じていても、破行することを除けば普段通りの生活ができる犬もいます。

開放骨折で重い感染が起きる

開放骨折の場合には、感染症が起きる可能性もあるため早期の治療が必要になります。感染症が進行し、命に関わるケースも少なからずあります。

骨折部の出血が激しい(大量出血・ショック)

基本的には、骨折部からの出血がコントロールできないことはほとんどありません。

しかし交通事故などでは、他の腹腔内臓器からの出血が起き、重篤な症状につながる可能性もあります。

背骨(脊椎)の骨折で呼吸や神経に影響が出る

脊椎骨折では重症度によっては脊髄を損傷している場合があり、その際には損傷場所や損傷の程度、受傷からの経過時間によってさまざまな神経症状を起こす場合があります。その神経症状が、命に関わるケースもあります。

例えば頸部の脊髄損傷の場合には、呼吸に関わることもあります。胸腰部の脊髄損傷では、四肢の麻痺が起きることがあります。

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犬が骨折した“状況”に起因して死ぬ可能性があるケース

犬の骨折そのものが死の原因にならなくても、骨折が起こった状況に起因して死に至ってしまう可能性もあります。具体的には、以下のような状況には注意が必要です。

交通事故で、骨折以外に胸・腹の内臓損傷や頭の損傷がある

交通事故などの高エネルギーの損傷では、場所によってさまざまな臨床症状が現れます。

損傷部位症状
頭部強い衝撃そのものによる突然の発作や呼吸停止などの症状が現れ、その後も衝撃による出血などが原因となりさらに症状を悪化させる可能性がある
胸部肺挫傷、気胸、出血などが原因で呼吸不全の症状が出る
腹部腹腔内出血(肝臓、脾臓など)、膀胱破裂、横隔膜ヘルニアなどの症状が出る

上記のような症状がひどくなった結果、死に至ってしまう可能性もあります。

高所からの転落で、肺・横隔膜・内臓などが同時に傷つく

高所からの転落も、交通事故に並ぶ代表的な高エネルギー損傷です。衝撃により、肺・横隔膜・内臓などが同時に傷つき、命に関わる可能性もあります。

交通事故と同様、なるべく早い適切な処置が求められます。

挟まれ事故などで、筋肉のつぶれ・広範囲の損傷がある

挟まれる事故などでは、挟まれた時間によっては虚血性の軟部組織の損傷や神経損傷に注意が必要です。状況によっては、緊急の措置が求められるでしょう。

骨折した犬がこんな様子を見せていたら緊急のサイン

骨折が起きた際、犬が破行しているだけではなく、以下のような様子を見せていたら緊急度が高い可能性があります。

  • 呼吸が早い(呼吸不全)
  • 継続的に出血が続いている
  • 呼びかけに反応しない
  • ぐったりしている
  • 発作が起きている

など

骨折の原因が交通事故などの高エネルギーの損傷の場合は、それだけで緊急です。また、もともと高齢だったり持病を抱えていたりする場合は、緊急度がさらに高まる場合があります。

犬の骨折の見分け方についてはこちら

まとめ

犬は骨折したからといって、すぐに死につながるわけではありません。ただし、重い感染や大量出血、脊椎の損傷、交通事故による内臓損傷などがある場合は、命に関わる可能性があります。

呼吸がおかしい、ぐったりしている、反応が鈍いといった様子が見られるときは、できるだけ早く動物病院を受診することが大切です。

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